プロダクションIG『IGPX』製作正式発表 | アニメ!アニメ!

プロダクションIG『IGPX』製作正式発表

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 プロダクションIGとカートゥーンネットワークは、新作アニメ『IGPX』の両社共同製作の本日の東京国際アニメフェアの記者会見で正式発表した。クオリティーアニメとして評価の高い制作会社プロダクションIGと北米最大のアニメーション専門チャンネルのカートゥーンネットワークのプロジェクトだけに大きな注目を浴びていた。

 『IGPX』の両社共同製作の内容自体は、既に米国経由で流れている事実なのであまり驚きはない。作品は2023年を舞台に車に変わる新たなスポーツレースImmortal Grand Prix(IPGX)を中心としたスポーツレースものである。その雰囲気は往年の『マッハGoGoGo』や『サイバーフォーミュラ』の流れを組んでいるように感じる。
 今回は正式発表ということで、かなり長めのプローモーション映像が公開された。映像の中で特徴的なのは、やはり3DCGの使い方である。レースのマシンが車というより人型ロボットのようで戦闘シーンといった激しいアクションシーンが多くなっている。そうしたマシンのシーンを全て3DCGで表現している。一方、人物などが出るシーンは2Dで表現されるようだ。3Dと2Dの組み合わせはしばしば強い違和感を与えるが、今回の映像ではさほどそれを感じなかった。IGによれば、3Dの導入に2Dの技術を取り入れているという。

 それよりも驚いたのは、キャラクターデザインである。この作品は、ビジネス的には確か米国メインで日本の展開は米国後にやるかもしれないといった感じだったはずだ。しかし、キャラクターデザインはまるっきり日本のアニメである。驚いたことに主人公は東洋系である。アメリカが中心である以上、もっとバタ臭い作品を予想していただけに拍子抜けである。短い映像だけでは判断しにくいが物語も日本テーストのようであり、プロダクションIGの雰囲気は完全に保たれているようだ。米国より、むしろ日本のほうが向いているのでないかとすら感じた。
 東映アニメの新作『パワパフガールズ』の記事の中でも触れたが、米国の市場には確実に日本テーストのアニメへの抵抗感がなくなって来ているようだ。しかし、それを自国の文化の中に取り込んで行こうとするところが、米国流のビジネスのうまさである。

/プロダクションIG 
/カートゥーンネットワーク 
《animeanime》
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