視聴率好調な米国カートゥーンネットワーク

ニュース 海外

 米国のオンラインマガジンICV2.COMの12月22日づけの記事によると、米国の大手ケーブルテレビでアニメーションとカートゥーンの専門チャンネルのカートゥーンネットワークが2004年の年間視聴率で史上最高を記録した。記事によると、カートゥーンネッワークは、大人向けのアニメを放映するアダルトスイムの時間が特に好調で18歳から34歳までの平均視聴者は45万人と史上最高に達し、2003年より27%増えたと発表した。この時間帯の女性の視聴者は秋に放映された『鋼の錬金術師』と『攻殻機動隊Stand Alone Complex』の貢献により驚異的な伸びを見せたという。11月のこの時間帯の女性視聴者は前年比88%の増加であったという。
 また、米国のオンラインアニメマガジンAnime Insiderも同じニュースを12月22日づけで伝えており、カートゥーンネットワーク全体でも児童向けの6歳から11歳の層で平均視聴者数は44万5千人と前年比12%の伸びなどと非常に好調であるとしている。児童向けで特に好調だったのは『Imaginary Friends』と『Hi Hi Puffy AmiYumi』でそれぞれ6歳から11歳で前年の同時間帯の83%増と55%増であったという。

 米国の日本アニメのテレビ放映は、大手ネットワークテレビでの視聴率が好調とは言えず、このカートゥーンネットワークでも日本アニメを中心に放映していたToonamiブロックが縮小傾向にあるなど曲がり角との話もある。しかし、大人向けのアニメだけに限るならこのアダルトスイムの視聴率を見る限り非常に好調のようである。日本アニメは児童向けで苦戦し、大人向けで好調と2極分化の傾向があるようだ。しかし、このカートゥーンネットワークの児童向けの枠でも、日本の歌手PUFFYを主人公とした『Hi Hi Puffy AmiYum』や日本アニメのスタイルを取り入れているという『Teen Titans』が好調であるなど日本アニメの影響力も依然ある。女性ファンの急増も合わせて、カートゥーンネットワークの動きは米国における日本アニメファン層の変化を浮かび上がらせているようだ。

ICV2.com /2004 Cartoon Network Ratings Best Ever
Anime Insider  /CN: Yearly Ratings 

/Hi Hi Puffy AmiYumi 
/Imaginary Friends 
/Teen Titans 
《animeanime》

特集