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海外雑誌のアニメ関係インタビューから

海外のインタビューで興味深いものを2件紹介

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海外のインタビューで興味深いものを2件紹介

 ひとつは、現在ドリームワークスとパラマウントの共同製作が進んでいる米国の実写版『トランスフォーマー』の脚本を出筆中のジョン・ロジャース氏。ジョン・ロジャース氏は『キャットウーマン』の脚本などで主に知られている。主にゲームとSF系の記事を扱っている米国のオンラインマガジンign.comから。

 インタビューは短いもので、簡単に要約すると以下のような内容もなる。
-僕は小さい頃からトランスフォーマーの大ファンだった。今では集めなくなったけれど、トランスフォーマーのおもちゃと一緒に育った世代だから。トランスフォーマーが、今だに文化の記念碑になっているのには驚かされる。僕の今の趣味は、世界中から車からロボットに変る広告を集めることだけれど、本当その量の多さに驚かされる。脚本を書く立場から言うと、ハリウッドでは滅多にチャンスのない大規模な戦闘とそんな変った状況でクールな人間の特徴を脚本に出来るのが魅力だ。―


 もうひとつは、ビジネス系のインタビューから。11月8日に米国の大手ディストリビュターADVfilmの社長ジョン・レッドフォード氏のフォーブス誌でのインタビューを紹介したが、もうひとつの大手ディストリビュターFUNnimationの社長ゲン・フクナガ氏へのインタビューが米国のサブカルチャー系のオンラインマガジンICV2.comの11月21日、22日に連載されている。先のレッドフォード氏のインタビューと合わせて読むと米国のディストリビュターと呼ばれる会社の成長やビジネスの仕組みがかなり理解出来る。
 こちらのインタビューは、フクナガ氏が1994年に当初予定していたハイテク関係の会社を作る代わりにエンジェルと呼ばれる投資家グループから資金調達により自分の大好きなアニメに携わる会社を立ち上げたことから始まり、現在の米国市場で競争が激しくなって来ていることや米国市場での日本のポップカルチャーの広がり、そして、その将来など幅広い内容に触れている。米国人の見たビジネスとしての日本アニメの考え方が大変興味深い内容である。

Interview with Gen Fukunaga /http://www.icv2.com/articles/news/6036.html
日本アニメのディトリビューターADVフィルムとは? /http://anime.blogzine.jp/animeanime/2004/11/adv.html

/ign.com
/ICV2.com
《animeanime》
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