マニア向けのフリーマーケット:宝島

イベント・レポート

 11月13日に東京ビッグサイトで開催されたマニア向けのフリーマーケットとして知られる宝島コレクションマーケットに行ってきた。マニアが、一般的に広くものを売る場所としては、同人誌を主体としたコミックマーケット(通称コミケ)や、フィギアなどの手作りのグッズを販売するワンダーフェスティバルなどが知られているが、分野を特定していない文字通りなんでもありのフリーマーケットイベントがこの宝島やスーパーフェスティバルである。扱っている商品はおもちゃや同人誌、ポスターといったものの中古グッズやカード、セル画を中心としたプレミアグッズ、あるいは海外から平行輸入もののグッズなどである。
 
 こうしたマニア向けのフリーマーケットは、日本のコレクターマニアの数から考えると数も少なく知名度も低い。また、マニアの間では一番盛んであったのは5年ぐらい前、まだヤフーオークションを初めとするネットオークションがなく、今ほどマニアグッズの専門店も多くなかった頃だと言われている。実際、その時代にはこうしたイベントは、個人間のプレミアグッズの売買の場として重要な機能を果たしていた。このため、ネットオークションの普及と伴に、この種のイベントはなくなるのではないかと思われたこともあった。
 しかし、ネットオークションの普及がある程度行き渡り、マニア向けのショップが一般的になった後でも、フリーマーケットイベントは生き延びている。例えば、宝島の主催者はそのホームページで入場者数が増加傾向にあると紹介しているし、宝島、スーパーフェスティバルも出展者が減っているようには見えない。

 結局、紙のうえの媒体である新聞が、ウェブのニュースサイトと共存しているように、ネット上のオークションと直接取引のフリーマーケットもなんらかの違いで住み分けることが可能なのだろう。それは、商品を直にみながら選択出来ることや、商品の一覧性かもしれない。また、ネットオークションがコレクターを新たに生み出し、フリーマーケットに来るという展開もあるかもしれない。それとコレクターというのは案外さびしがりなので、自分と同じ仲間が集まるこうしたイベントに何がなくても出掛けたくなるのだ。

/宝島コレクションマーケット 
開催場所 東京、名古屋 当日券¥1000 / 前売券¥900
(消費税込/小学校3年生以上/小学2年生以下無料) 詳細は公式サイトで
一般マニア、個人事業のディーラー、事業会社まで幅広い200ブースを越える(東京)出店がある。扱う商品は、国内のカード、セル画、ポスター、おもちゃなどのプレミアグッズが中心。

/スーパーフェスティバル 
開催場所 東京 入場料:1,000円(12歳以下700円) 詳細は公式サイトで
宝島より規模が大きく、中心はガレージキットや平行輸入商品、おもちゃの販売も多くよりプロフェッショナルな雰囲気があるが、個人の出店も当然出来る。

/コミックマーケット公式サイト 
/ワンダーフェスティバル公式サイト 
《animeanime》

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